公開日 2019年04月29日
みたか都市観光協会の設立10周年を記念して、当協会がおすすめする三鷹のお宝24選をご紹介します。井の頭・玉川上水エリアはこの6選です。
07 玉鹿石
08 路傍の石
09 三鷹の森ジブリ美術館
10 中田喜直歌碑
11 野口雨情歌碑
12 牟礼の里公園
07 玉鹿石
太宰が命を絶った場所。玉川上水を見つめる故郷の石
太宰治と山崎富栄が入水した場所はこの辺りだったとされています。太宰は、当時滝のような流れだった玉川上水のこの場所を好み、よく編集者や作家仲間を連れてきていました。太宰を偲んで、故郷金木町(現:五所川原市)産の玉鹿石を石碑としました。
08 路傍の石
三鷹市山本有三記念館で見つける例の石(内覧可能・有料)
小説『女の一生』や『真実一路』で知られる作家・山本有三が、1936(昭和11)年から1946(昭和21)年まで住んでいた洋館です。"進駐軍による接収を経て東京都へ寄贈され、その後1996(平成8)年より記念館として公開されています。
『路傍の石』を執筆中だった1937(昭和12)年、有三は中野旧陸軍電信隊付近の道端でこの大きな石を見つけ、この家の裏庭に運び込んだと伝えられています。
開館時間:9時30分~17時
休館日 :月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日と翌々日を休館)
入場料 :300円(団体200円)、中学生以下無料、年間パスポート1,000円
電 話 :0422-42-6233
三鷹市山本有三記念館 ホームページ
09 三鷹の森ジブリ美術館
© Museo d'Arte Ghibli
迷路のような空間で、ジブリ作品の世界を体験しよう。(入場は日時指定の予約制)
井の頭恩賜公園西園内にある「三鷹の森ジブリ美術館」は、スタジオジブリのアニメーション美術館です。2001(平成13)年10月に開館。写真は美術館の守り神のロボット兵です。不思議な空間には決められたルートがありません。あちこちに楽しい仕掛けがあるので、いろいろ見つけてみよう。
入場は日時指定の予約制で、チケットは全国のローソンで販売。三鷹・武蔵野・小金井・西東京の4市に在住・在勤・在学の方は、みたか観光案内所で三鷹市・近隣市民枠チケットを購入することができます。詳しくは、みたか観光案内所のホームページをご覧ください。
10 中田喜直歌碑
『ちいさい秋みつけた』が生まれた井の頭恩賜公園
2013(平成25)年秋、三鷹ゆかりの作曲家である中田喜直の生誕90周年を記念して、都立井の頭恩賜公園内に歌碑が建立されました。『めだかの学校』『夏の思い出』『雪の降るまちを』などで知られる作曲家・中田喜直は、昭和20年代三鷹でくらしていました。有名な童謡『ちいさい秋みつけた』のメロディーは、井の頭恩賜公園を散策していた時にうまれました。井の頭池の畔に建っているピアノをモチーフにした歌碑には『ちいさい秋みつけた』の歌詞が刻まれています。
11 野口雨情歌碑
自然を深く愛した詩人が朝夕散策した井の頭恩賜公園
『七つの子』『赤い靴』『雨降りお月さん』などの童謡で名高い詩人・野口雨情。1924(大正13)年から1944(昭和19)年まで、井の頭恩賜公園に近い武蔵野村吉祥寺に住みました。
自然を深く愛した雨情は、井の頭池畔を朝夕散策し、植物や鳥に愛情をいだいたといわれています。1935(昭和10)年には、地元の人々の要請を受けて『井の頭音頭』を作詞、これに森義八郎が曲をつけました。
12 牟礼の里公園
市内一標高が高いふるさとの風景の中で、将棋はいかが?
市内で一番標高の高い場所にある牟礼の里は、三鷹台駅前通りから玉川上水まで広がる農の空間です。牟礼の里公園はその核として昔ながらのふるさとの農風景を保全した公園です。
公園の斜面地の中ほどには将棋板の彫刻があり、ここで将棋をすれば妙手がひらめくかもしれません。ちなみに、三鷹台団地南部(2号棟西)にも石を切り出した同様の碁盤があります。
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