公開日 2025年03月10日
冬晴れの日曜日、井の頭恩賜公園で行われているガイドツアーに参加してきましたのでレポートします♪
井の頭公園検定1級合格者等の会「あか井の」さんが、公園の歴史・自然・文化などを案内してくださる本ツアー。
ガイドツアーの集合場所はこちら。井の頭池に架かる七井橋のそばにある「あか井の」ガイドデスクです。
井の頭池の南側から橋を渡り、ボート乗り場付近で「着いた!」と思いきや…渡ったのは「狛江橋」であることが判明。
七井橋はその先にある、野外ステージに近い北側の橋だと教えてもらい、ダッシュで移動。
時間に余裕をもって向かうのがおすすめです☆
七井橋を渡るとすぐに「あか井の」の幟が目に入り、ほっと一安心。
ガイドデスクにはテントが設置されていて、そこで受付を済ませたら、テントの一角に置かれている本を読みながらツアーの開始時刻まで待ちます。
いよいよ出発!
最初に橋を渡りながら水鳥やかいぼり、動植物が住みやすい浅場作りの解説を聞きます。
(かいぼり:池の水を全部抜く管理作業。井の頭公園では過去3回行われ、外来種が激減したそうです)
公園内にこんなにたくさんの種類の水鳥がいることに驚きました。
遠くにアオサギがいると教えていただきました。ガイドの皆様、見つけるのが早いです。
写真中央にある緑の木の真ん中の白い塊、見えますか?
落葉した背の高い木々はラクウショウという水場に生える木だそうで、井の頭恩賜公園らしい風景の一部となっています。
他にも新一万円札の渋沢栄一が公園誕生に関わったことや、昔は天然のプールがあったこと(なんと池にそのまま入る!)、井の頭という名前の由来、水の神様である弁財天のお話など、歴史・文化に関する興味深いお話がたくさん聞けました。
ファイルを用いてご説明いただき、予備知識ゼロの私でも大変わかりやすかったです。
詳しくはツアーにて実際に聞いてみてくださいね♪
お茶の水池・弁天池周辺を巡る約1時間のツアー。最後に参加記念の缶バッジをいただきました。
ガイドしていただいた沖崎さん、曽村さん、村上さん、高島さん。
知識量もさることながら、本当に井の頭恩賜公園と地域が好きで誇りを持って活動されていることが伝わり、私も井の頭恩賜公園がもっと好きになりました。
気になったことを質問すると丁寧に答えてくださり、ありがとうございました!
日々の生活の中で学ぶことから遠のいていましたが、新しいことを知るっていいなぁとしみじみ思えた一日でした。
ツアーの中で見つけたフクジュソウ。先日は3月の雪にびっくりしましたが春はもうすぐですね。
あか井のさんは、毎月第4日曜日に七井橋付近で行う定点ガイドと井の頭池周辺を回るガイドツアーを実施しています。
※猛暑、悪天候等で中止となる場合があります。
※次回の開催は3月16日(日)ですのでご注意ください。
詳細や集合場所は「あか井の」公式サイトでご確認ください。
https://www.akaino.net/
普段何気なく通り過ぎてしまう井の頭恩賜公園ですが、知られていない見どころがたくさんありました。
皆さんもぜひゆっくりお散歩してみませんか?
以上、市民記者フジがお届けしました。