公開日 2021年11月15日
秋晴れが気持ち良く、お散歩にはぴったりな季節ですね。
今回は三鷹にある史跡巡りと称しまして、『近藤勇のお墓』に行ってきました。
近藤勇と言えば、幕末を彩った新選組の局長。
新選組と聞くと、今年10月に公開となった映画『燃えよ剣』の題材にもなっているのでご存じの方も多いのでは?
幕末に京都の治安維持のため活躍した新選組。活動期間こそ4年程と長くはありませんが、
池田屋事件をはじめ活躍は後世にまでしっかりと名を残しています。
近藤勇は1868年1月の鳥羽・伏見の戦い後、江戸に戻り甲陽鎮撫隊を組織しました。
のちに甲陽鎮撫隊は甲州勝沼の戦いで官軍と戦いますが、ここで大敗。
同年4月25日、江戸板橋において斬首され、35年の生涯を閉じました。
そんな局長のお墓が三鷹にあるならば行ってみたい!と足を運ぶことに。
アクセスは徒歩・自転車・バスなど様々な交通手段が可能ですが、
今回私はバスで向かいました。
小田急バス「竜源寺」(みたかシティバスも同バス停名)で降車し、
コンビニ前の横断歩道を渡って左(人見街道を西)に少し歩くと…
ありました!こちらです。
三鷹市大沢にあります、大澤山龍源寺。
そして、入り口に向かって左手には立派な胸像や石碑が。
新選組ファンとしては、この胸像を見ただけで胸が高鳴ります。
石碑には、近藤勇が愛した天然理心流についても記載がありました。
さぁ、いざ出陣!
中に入ると龍源寺の本堂が現れます。大きくて立派な外観です。
本堂に向かって左側の道を進むと
ついに近藤勇のお墓です。
墓地に入ってすぐ右手側に、東京都指定文化財の案内板があります。
この看板の奥に、近藤一族のお墓が5基並んでおり、右から2基目が近藤勇のお墓です。
度々ファンの方が訪れているのか、私が行った時にも近藤勇のお墓の前にはお花や飲み物が供えられていました。
近藤勇の辞世の句が刻まれた句碑が左手側に確認できますね。
龍源寺自体は混みあっておらず、ゆっくり見て回っても所要時間は10~15分ほど。
新選組ファンの方、少しでも興味のある方には是非お薦めしたい史跡です。
自然も豊かな大沢の地。
近くに野川公園や大沢の里古民家などもありますので、休日にちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
市民記者、のぐまがお届けしました。
【龍源寺】
住所:東京都三鷹市大沢6丁目3‐11
アクセス:小田急バス・みたかシティバス「竜源寺」降車
電話番号:0422‐31‐1440