まちの風景に溶け込む給水所と給水塔

公開日 2026年01月21日


武蔵境通り沿いを歩いていると、以前から気になっていた巨大な土管のような構造物があります。
こちらの「東京都水道局 上連雀給水所」は応急給水拠点で、地震などの災害により断水が発生した際、地域の飲料水や生活用水を供給するための施設です。
三鷹市のHP「震災時に断水が発生した場合の給水拠点」にも掲載されており、非常時には地域の暮らしを支える重要な役割を担っています。

近くまで行くと、その大きさに思わず足を止めてしまいます。


その後、東側へ少し歩くと、団地のそばに給水塔がそびえ立っています。
現在使われているかは分かりませんが、団地の給水塔は1960〜70年代の高度経済成長期、多くの世帯に安定して水を届けるために整備されたものでした。
やがて建物の高層化やポンプ技術の進歩によりその役割を終え、建て替えとともに姿を消しつつあります。
どこか懐かしく、それでいてSFっぽさを感じる佇まい。
こうした給水塔に魅了される人は少なくないようで、日本だけでなく海外にも、給水塔をテーマにした写真集があるそうです。
普段は自転車で通り過ぎる道ですが、立ち止まって見てみるとまちの歴史や備えが浮かび上がってきました。
(市民記者・フジ)

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