キウイと野菜の庭先直売「吉野農園」＠三鷹市野崎

人見街道沿いを自転車で走っていると赤い幟が目に飛び込んできました。
「安心・安全　三鷹産　農家の直売所」ー農家さんの庭先直売所です。
今回訪れたのは三鷹市野崎の「吉野農園」さん。
三鷹駅からは小田急バス「鷹52」に乗り、「野崎二丁目」バス停から徒歩1分の場所です。

私が三鷹に引っ越してきたばかりの頃、街中にたくさん畑と直売所があるのは新鮮な風景でした。
今は子どもたちと畑を眺めて葉っぱから作物を当てるゲームをしたり、散歩しながらコインロッカー式販売機で旬の野菜を買うのが日常の楽しみになっています。

グーグルマップの以前の口コミには鶏卵の販売について書かれているものがありますが、昨年から鶏卵の販売は無くなり、現在は旬の野菜とキウイフルーツの販売をされています。
この日並んでいたのは小松菜（100円）なす（100円）じゃがいも（200円）。スーパーで買うより安い！

購入しようとしたら、ちょうど吉野さんが横を通ったので、育てている野菜や三鷹市の農業についてお話を伺うことができました。

「地元三鷹産の新鮮で安心・安全な野菜が直売所で買えることをもっと伝えたい」と真剣に語ってくださいました。
スーパーには旬関係なくずらりと野菜が並び、三鷹市の農家さんは年々減少傾向にありますが、直売所の野菜には魅力がたくさん。
採れたての野菜は見た目がピカピカしていて、野菜本来の美味しさや栄養をいただくことができますし、顔が見える地元の農家さんから直接購入できるのは安心感につながりますね。

農家さんとこんな風に直接コミュニケーションが取れるのは直売所ならでは。
お話を聞いて直売所で野菜を買って食べることが地域の農業とつながっていることを実感しました。

キウイ発見！
キウイと言えば主にニュージーランドから輸入されるイメージが強いですが、昨年三鷹産のキウイを食べてびっくり。
甘味酸味のバランスが良くて本当に美味しいのです。皆様是非お試しあれ。
これから東京ゴールドとヘイワード（緑色のキウイ。世界で栽培されるキウイフルーツのほとんどがこの品種だそうです）を販売されるそうです。
東京ゴールドは生育状況に応じて10月下旬もしくは11月上旬から、ヘイワードは12月上旬頃からの予定です。
ヘイワードは全国発送もできます。

こちらが購入した小松菜とじゃがいもです。
普段は冷蔵庫でしなっとさせてしまうことの多い小松菜、みずみずしい葉っぱをすぐに
茹でたくなってめんつゆで簡単におひたしにしました。
色鮮やかでしゃっきりした食感が美味しく、苦味が少ないので珍しく子どもが食べてくれました♪
三鷹市では来月（11月）に「農業祭」が行われます。こちらも三鷹の農業に触れる楽しいイベントです。
是非行かれてみてください。

以上、市民記者フジがお届けしました。

吉野農園