公開日 2021年06月14日
雨の日も増え、紫陽花が美しく咲く季節となりました。
今回は、そんな綺麗な紫陽花を眺めながら歩けるスポット、
三鷹駅南口から井の頭恩賜公園方面へと続く『風の散歩道』と
玉川上水を挟んで北側の『御殿山通り』をご紹介いたします。
風の散歩道の入り口はこちら、三鷹橋。
三鷹駅南口の玉川上水沿いにあり、バスロータリーの東端に位置しています。
早くも紫陽花が顔を覗かせていますね。
近づいてみるとこの絶景!
大きな鞠のように可愛らしい紫陽花が迎えてくれます。
そして、歩きながらふと下を見ると…
可愛いPokiちゃんのデザインマンホール。紫陽花だけでなく、マンホールでも楽しませてくれます。
そして、道路を挟んだ向かいの歩道には、数か所に可愛い案内板も。これ、トトロかと思いきや…実は山猫なのです!
さて、いくつあるでしょう。ぜひ歩いて数えてみてくださいね。
風の散歩道を進み、むらさき橋を越え、右手に見える山本有三記念館を過ぎたあたり。
井の頭恩賜公園が近づいてくると、緑の隙間から玉川上水が眺められます。
これからの季節、川の流れる音に耳を澄ませるのも涼しげで良いですね。
そんな玉川上水が見え始めたら、すぐそこが井の頭恩賜公園の前です。
丁度折り返し地点に萬助橋がありますので、渡って北側へ。
玉川上水を挟んで反対側に位置する『御殿山通り』は武蔵野市となります。
風の散歩道とはまた少し違った雰囲気を見せてくれるのが魅力です。
もちろん御殿山通りでも、紫陽花がたくさん見られますよ。
少し変わった形をしているこちらは、『カシワバアジサイ』。
歩道のない場所に咲いているので、道路越しに見つけたらラッキーです。
むらさき橋を渡ると歩道があります。この先は様々な種類の紫陽花がたくさん!
この『墨田の花火』という種類は、鉢で花屋さんでも売られており、
数年前、母に贈った覚えがあります。
風の散歩道では少数派のピンク系の紫陽花。
花びらの形が特徴的なこの紫陽花。名前は調べましたが見つけられず…気になります。
紫陽花を眺めながら歩いていると、こちらの道にはなんと休憩スポットの一人用ベンチが!
このベンチ、もう少し歩いた先にもあります。
歩き疲れてほっと一息つきたい時にぴったりですね。
そして今回の散歩で最も印象的だった紫陽花がこちら。
その名も『ミカン葉ガクアジサイ』!由来は、花びらの形がミカンの葉に似ているからとのこと。
立ち止まってじっと見てみると、紫陽花の中にも色々な花びらの種類があることを発見できます。
この他にも…
色とりどり、花びらの形も様々な紫陽花に出会えました。
皆さん、紫陽花の花の色は土の酸度によって変わるというのはご存じでしたか?
『カシワバアジサイ』のように白い花のみ咲かせる種類もありますが、
ほとんどは酸度によって左右されるんですって。
近くに咲いていても色が異なるものを見つけると、自然の不思議さを感じられますね。
今回は『風の散歩道』『御殿山通り』に咲き誇る紫陽花をテーマに書かせていただきましたが、
四季によって見える景色や雰囲気はガラリと変わります。
季節が進むごとに色の変わる、この2つの通りを歩いて楽しんでみてはいかがでしょうか。
市民記者、のぐまがお届けしました。