こだわりの古本カフェ フォスフォレッセンス

公開日 2018年04月21日

こんにちは、市民記者ぴーちゃんです!

 

今日は市内のセレクト古書&カフェを紹介します。市内上連雀八丁目にある『古本カフェ・フォスフォレッセンス』さんです。

すっかり新緑となった桜並木を三鷹駅からずっと1キロほど南下し図書館本館を越えると見えてくる、シックな煉瓦の外壁に黒いテント。

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お店の前にも店内にも、店主さんセレクトの本がところ狭しとならんでいます。

このお店のこだわりは「太宰治」。店主さんは大の太宰ファン。なんと太宰が好きすぎて、この三鷹にお店を構えちゃった方です。
こちらが店主さんです↓

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店内のイチオシコーナーは、こちら↓ 貴重な太宰コレクションの数々~。

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いろいろな作品の初版本はもちろん、太宰が好きだったという”味の素”や”ホープ煙草”、下宿していた荻窪碧雲荘の外壁タイルまで、愛する太宰のものがたくさん並んでいます!
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店主さんにお話を色々伺っていて、素敵だな、と思ったのは、どの初版本も実際手に取って読むことができるということ。
記念館のようにガラスケースの中にしまい込むのではなく、自分で触ってみて、その当時や太宰を偲んだり感じたりすることができるのです。
太宰愛に溢れた心の広い店主さんですよね❤(希少本はどれも非売品です)

 

あ、もちろん、太宰作品以外の古書もたくさん並んでいますよ。
 


また、フォスフォレッセンスさんはカフェでもあります。
メニュー数は少ないですが、どれも美味しいらしい・・・(完全制覇はまだしていないぴーちゃんです)
常連さんの中にはこのお店のフレンチトーストが大好きで、少しでも早く食べたいから開店時間前から並んで待っているの!という方も・・・。

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でも一番のおすすめは、やっぱり「太宰ラテ」600円です。
コーヒー類はオーダーが入るたび、豆から挽いて丁寧にドリップして、ラテアートは一杯一杯顔が違います。

今日は頬杖バージョンと微笑みバージョンでした~。ミルクたっぷりで美味しいですよ♪

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実際、ラテを頂こうと思って気付いたんですけどね、飲むってことは、ラテの太宰さんとチュー❤なんですよ!わかりますっ!?
思わず、これはチューだぁ♪と言ったら、店主さんも笑いながら、そうおっしゃる方たまにいますよ~とのこと。馬鹿なことを考えるのは私だけではなかった・・・(笑)
ご飲食された方は、店内どの本も自由に読むことが出来るそうですので、本を読むふりして、のんびり妄想もできますってことで。

 

で、6月19日ですよ。この日が何の日だかというと、ファンの方なら、いや三鷹市民ならほぼご存知かと思いますが・・・。
この日は太宰が玉川上水に入水自殺をしその後遺体が発見された日であり太宰自身の誕生日でもあるのです。

今では太宰を偲ぶ日『桜桃忌(おうとうき)』と呼ばれ、毎年とても多くのファンの方々が菩提寺である三鷹市内の禅林寺を訪れたりする日となっています。

こちらのお店は毎年桜桃忌には太宰にちなんだイベントを開催していますが、今年は、太宰没後70年というメモリアルイヤーなので、いつもの年とちょっと違うことをするそうですよ。それが何かは、まだ、ひ・み・つ。どうぞお楽しみに!とのことです♪
 

今更ですが、なにゆえ三鷹が太宰治?と疑問をお持ちの方のために、三鷹市HPの太宰特別ページのリンクを張っておきますね。
後学のためにゼヒ読んでみてください。

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/dazai/index.html

 

古本カフェ フォスフォレッセンス <太宰治ファンが開いた三鷹市の古本屋兼カフェ>

三鷹市上連雀8-4-1
0422-46-1004

定休日: 毎週火・水曜日 
営業時間: 12時~19時

http://dazaibookcafe.com/

twitter @phos bookcafe
facebook @bookcafe.phosphorescence
アクセス :小田急・京王バス三鷹警察署前・三鷹市役所前 ・上連雀8丁目から徒歩3分ほど。 
三鷹駅南口から徒歩で来店される場合は、中央通りおわりを右折し 禅林寺を通り過ぎ、三鷹通りにぶつかると左折、 そのまままっすぐ南へ。
 徒歩 約20~30分ほど。

禅林寺
東京都三鷹市下連雀4-18-20
http://www.zenrinji.jp/

地図