みたか紫草復活プロジェクト

江戸時代に大流行した「江戸紫」という色をご存じですか？歌舞伎に登場する助六が巻く鉢巻きの色として知られていて、江戸を代表する色のひとつとして使われました。この色を染めるのに使う植物「紫草（むらさき）」は、かつて武蔵野の地に自生していました。この紫草を復活させようと「みたか紫草復活プロジェクト」の皆様が、三鷹市を中心として活動を続けていらっしゃいます。

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みたか紫草復活プロジェクトは、レッドリスト（絶滅危惧種）に指定されている紫草を復活させるために、2003（平成15）年に発足しました。運営の目的は大きく3つあります。

（1）絶滅危惧種「紫草（むらさき）」の保護
（2）伝統の「紫根（しこん）染め」の継承
（3）紫草が自生できるような環境づくり

毎月第3火曜日を「紫草の日」とし、市内の育成畑にて、紫草の育成を行っています。和種100％の紫草は、たくましい部分と繊細な部分をあわせ持つため、愛情こめて手をかけて育てなければならない品種であり、試行錯誤を続けて育成法を研究しています。

また、採取した紫根を利用して「紫根染め」も行っています。紫草は、万葉集でも歌われ、また多摩地区各地の校歌の歌詞にも出てきます。もともと武蔵野に自生していた紫草が、将来的に自生できるような環境を復活させることが、みたか紫草復活プロジェクトの皆様の願いです。

会員を募集しています

みたか紫草復活プロジェクトでは会員を募集されています。入会をご希望の方は事務局までご連絡をお願いします。活動の様子はFacebookでご覧いただけます。

みたか紫草復活プロジェクト

事務局	西村 学（第一ゼミナール塾長）
電　話	0422-47-8933（第一ゼミナール）
メール	mitakamurasaki@gmail.com
Facebook	https://www.facebook.com/mitakamurasaki/

紫根染めハガキの販売

みたか観光案内所では、みたか紫草復活プロジェクトの皆様が作った「紫根染めハガキ」を販売しています。手作りですので一つ一つ風合いが異なります。お気に入りの一枚を見つけてください。