三鷹オーガニック農園

公開日 2015年09月19日

農園野菜

 三鷹市役所と野崎の交差点の中間地点に「安全な野菜づくりのカルチャースクール入会募集中」と言う大きな横断幕があります。そこを曲がり、倉庫の敷地を抜けると三鷹オーガニック農園の農園が広がります。農園内には、乗馬倶楽部や事務所として使用している特大トレーラーハウス、そしてその中で営業している会員制農園レストランがあります。
 いままで三鷹オーガニック農園では、一年を通し大規模に武蔵野うどんの小麦や深大寺そばのそばを栽培したり、サツマイモを作ってまいりましたが、平成21年より農園の1/3の敷地を利用し三鷹市内で初めての取り組み「体験型貸し農園」(農業スクール+貸し農園)をスタートしました。
 体験型貸し農園とは、市民農園のような単なる区画貸し農園ではなく、農家が種・苗・農具・肥料の材料を準備して、農作業のノウハウも合わせて公開する農園です。当農園では特に無農薬・有機栽培にこだわり、本格的なコンパニオンプランツの導入や、化学的な農薬や肥料、動物性堆肥(糞・尿)を一切使わずに、野菜の育て方を農家の視点で基礎から学んでいく授業を行っております。ホームセンター等で売られている一般的な種(F1)を極力使わず、日本各地の古い農家の皆さんが代々受け継いでいる貴重な伝統的なお野菜の種を入手しその種を使用しながら、1年間を通じて約50種類の野菜を作ります。5年前より無肥料・無農薬・不耕起栽培の自然農法エリアを増設し、昨年より自然農法専門特別講師を招き本格的自然農法栽培にもチャレンジしております。また当農園では、安全・安心のために畑の土壌・作物の放射能測定を定期的に行っております。
 このような当農園のこだわりの取り組みは、関東エリアでも大変めずらしく、平成24年に東京農工大学で行われた日本有機農業学会の第13回大会でも「耕す市民を育てる現場から」の全体セッションにて取り上げられ、また、日テレの「メレンゲの気持ち」や、テレビ東京の「L4YOU」、武蔵野三鷹ケーブルテレビでも紹介されました。
この当農園の取り組み体験型貸し農園「安全な野菜づくりのカルチャースクール」は、1年間コースで年2回、4月スタートと9月スタートの入会時期があります。年度途中からの参加も可能で、個人の入会契約はもちろん、企業の福利厚生としてご利用される法人契約があります。
 有機農法クラスの授業は、4月、9月を中心に朝10時半から毎週土曜日、日曜日第7科目まで行われ、自然農法クラスの授業は、一年間を通して朝9時から毎月2回~4回行われます。
お昼には、会員制農園レストランがオープンし、農園で採れた採りたての伝統野菜を調理してお出ししております。もちろん一般の方々もレストラン利用会員登録をして頂ければ食事することができます。ランチメニューのほとんどがワンコイン500円で食事する事ができ、夕方から夜にかけては、ご予約によりパーティやご宴会なども承ります。
 農園では、年間を通し体験型貸し農園の他に、ちびっ子乗馬教室やさつまいも掘り、じゃがいも掘り、農園マルシェ(朝市)、収穫祭などさまざまなイベントも行っており、パーティイベントスペースとして貸出しもしております。(詳しくは、農園サイト https://www.mitaka-organic-farm.com/ まで)過去において、企業の懇親会・餅つき大会、お誕生日会・少年野球親睦会・子育てコンビニ芋掘り大会等など、先日も三鷹市勤労者福祉サービスセンター主催の「夏休みファミリーじゃがいも掘り体験!!」が、行われました。今年11月には、農園ウェディングが行われる予定で、ますます魅力ある農園を目指し充実の三鷹オーガニック農園です。

このような当農園の取り組みに、ご興味持たれましたら当農園連絡先までご連絡ください。
現在平成27年度後期授業の入会受付を行っております。もちろんレストラン利用会員登録や作業ボランテイア希望の皆様の受け付けも行っております。

〈農園データ〉
三鷹オーガニック農園
所在地:三鷹市上連雀9-16
電話:080―2001―1665
HP:https://www.mitaka-organic-farm.com/

地図

三鷹オーガニック農園